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体脂肪率5%の極

格闘技

久しぶりの大晦日格闘技番組RIZIN、朝倉カンナ選手がやりました!

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録画して年明けの1月1日の夜中に観ました!

まずビックリしたのが野沢直子の娘「真珠・野沢オークライヤー選手」の成長です。正直なところ「母親が有名人で選手本人が美人なだけの素人」という認識しかなかったのですが、今回のプロ2戦目は1戦目とは別人のように成長していました。

プロ1戦目を観たときは「もうこの選手の試合だけは観たくない」と思ったので、今回もまったく期待していなかったのですが・・・良い意味で裏切ってくれました!

ただ相手選手である「チェルシー・ラグラース選手」とは身長差が21cmもあるため、打撃戦には見応えなかったです。

57kg契約の女子選手は日本にもたくさんいるでしょうから、ぜひもっと体格差がない実力のある選手・・・できれば「渡辺華奈選手」と戦ってほしいです。そうなるとたぶん「真珠・野沢オークライヤー選手」は負けることになると思いますが、それでもRIZINの「勝たせたい選手に勝ってもらうための試合」という悪い噂を消すことができるかと思います。

続いてなんと言っても今回2018年の年末特番であるRIZINのすべてを持っていったと言っても過言ではない『RENA選手 vs 朝倉カンナ選手』の女子スーパーアトム級トーナメントの決勝戦でしょう!

勝敗は1R4分34秒チョークスリーパーで「朝倉カンナ選手」の圧勝、そして優勝。栄えある初代チャンピオンに輝いたわけです。

実はその前の準決勝でバージョンアップした「朝倉カンナ選手」を観て驚きました。

準決勝は「マリア・オリベイラ選手」というリーチの長いストライカー。「朝倉カンナ選手」はタックルからグラウンドでのパウンドや関節技・スリーパーというパターンを得意としているので、「マリア・オリベイラ選手」は間違いなく対策してきているはずだったのです。タックルを切って常にスタンディングで戦うというのが「マリア・オリベイラ選手」のパターンなのですが、「朝倉カンナ選手」は完璧に自分のペースに持っていき最後は腕十字で完勝しました。

たぶん「マリア・オリベイラ選手」からすれば、「朝倉カンナ選手」にジャブで距離を取って近づいたら膝を打ち込むなどのパターンで攻略できると思っていたでしょうけど、それをやらせてくれませんでした。

すでに「朝倉カンナ選手」には相手選手が立ち技だけでは通用しない格闘家に変貌していたのです。スタンディングでは細かく動き回り込むことで相手との距離を保ち、自分の距離に入った瞬間タックルでグラウンドに引きづり込むというパターンが確立していました。

「RENA選手」はこのパターンにまんまとやられたのです。

「RENA選手」の最大の弱点は『タックルが切れない」ことです。何度か格下の選手に関節技などで勝利したことはありますが、「RENA選手」はグラウンドでは同レベルの選手には勝てません。パウンドの練習などもしているようですが、パウンドで決められるような形までに持っていくのはまだ困難です。

決勝では2回タッックルに入られています。1回目のタックルはなんとか逃げることができましたが、2回目は本人の言う通り『油断』でしょうね・・・バックに「朝倉カンナ選手」が貼り付いているのに四つん這いの状態でマットに両腕が伸びた状態になってしまいました。「さあ、どうぞ首を取ってください」と言わんばかりの体勢です。

観ていた私も「えっ、RENA選手何してるの?今は練習じゃないんだよ!」と思った瞬間「朝倉カンナ選手」がチョークスリーパーに入りました。まったく無警戒だったので、勝負はあっさりついちゃいました。

あそこでは基本通りに『亀の体勢』でスリーパーや関節技を防御しつつ、後頭部への打撃は来ませんからガードの上からの打撃やボディなどへの打撃に耐えつつ脱出もしくはストップがかかるような展開に持ち込むのがセオリーです。万が一上を取れるような展開になっても「朝倉カンナ選手」相手ではスタンディング意外に活路は見出せません。そのアタリはもっと大声でセコンドから指示を出さないと・・・。

「RENA選手」の必勝パターンはスタンディングで相手をコーナーやロープに追い込んでからの顔面へのラッシュからです。ラッシュを受けると相手選手のボディが『ガラ空きになる』ので、必殺のボディブローや膝蹴りが入るんです。

今更ですが今回「RENA選手」の敗因の一つに過去のRIZINでの試合経験がマズかったというのが露呈しました。いつも格下の格闘家ばかりを相手にしていたので、レスリング出身の成長した純粋なMMAファイターである「朝倉カンナ選手」にあっさり負けてしまったのです。

タックルしかできないキッドの姉ちゃん(山本美憂選手)とヤラセている場合ではなかったのですよ!

「山本美憂選手」と対戦のときも「RENA選手」はタックル食らいまくりでしたね。いくらレスリングの頂点を極めた人と言えども昔の話ですから、タックルに膝を合わせるとかタックルを切ってグラウンドに入らないようにしないとイケません。

この試合を観たときに「RENA選手」の弱点はタックルだと思いました。

「RENA選手」はタックルのないシュートと構え方が同じなんです。「ミルコ・クロコップ選手」のように『圧倒的なストライカー』を目指すなら良いのですが、現状ではそのレベルではないです。

※ちなみに「ミルコ・クロコップ選手」はMMAに対応するために、構え方は少し歩幅を広く取るようになったと考えています(タックル対策)。歩幅を広くするとタックルに膝を合わせにくくなりますが、グランドに持ち込まれないように『切る』ことが可能となります。

「朝倉カンナ選手」は練習して自分のパターンを会得したんだと思いますが、今のRIZIN女子選手の中で最強のMMAファイターと言っても過言ではありません(チャンピオンですから当然ですけど!)。格闘技では自分の形に持ち込むのがとても難しいのですが、それができるようになると面白いように簡単に勝つことができます。そして相手の形にさせないというのもほとんど同義語です。

ただこのアタリの日本人女子選手をRIZINだけで囲い込むのはいかがなものでしょうか?

「KINGレイナ選手」の口癖のようにもっと海外(主にアメリカ)に行ったほうが強くなれるのではないでしょうか?そして私たちにもっと面白い試合を見せてくれるんじゃないかなと思います。

そしてもう一人の『勝って当たり前の選手』なのが「堀口恭司選手」。最初から誰もがわかっていましたが、やはりレベルが違いすぎます。もう体重を合わせて「那須川天心選手」とMMAルールでやらせましょうよ(笑)!もう現状では「堀口恭司選手」対戦相手は国内では見つかりませんよ。

なんとかレベルが合いそうな選手はUFCと契約しちゃってますから!

UFC所属以外の海外格闘家はみんな「堀口恭司選手」と対戦したいでしょうね〜!もし「堀口恭司選手」に勝つようなことがあればUFCへの切符を手にしたようなモノですから!

いろいろあるでしょうけど「堀口恭司選手」にもそのアタリを考えてほしいですね(UFCでは試合を組んでくれないからなぁ・・・)。

そうそう「那須川天心選手」も出てました。しかしせっかくのRIZINなのに『キックボクシングトーナメント』って何よ?「那須川天心選手」をスターにしたいのはわかりますが、K1が存在している以上キックボクシングはRIZINではヤメましょうよ。

そして「藤田大和選手」が気の毒です。

なんでボクシングをヤメてMMAファイターになったと思っているのでしょうか?そんな人にキックボクシングトーナメントのオファーは失礼です。「藤田大和選手」もMMAをやりたかったと思います。WPMF日本スーパーバンタム級王者のキックボクサー「浜本“キャット”雄大選手」だけとやらせて終わりで良かったと思います。

「藤田大和選手」を『かませ犬』にするようならもうRIZINには出るべきではないです。

UFCのフライ級を目指すためにアメリカ行きが正解です!

本当にキックボクシングの最強を決めたいのだったら「武尊選手」を何が何でも出場させるべきでしたね。現状のこの二人だったら東京ドームでも試合ができるかも!?

興行はどこになるかわかりませんが、「那須川天心選手」「武尊選手」は2018年中に対戦してほしいカードです!今年27歳になる「武尊選手」は今が一番強いときです。この二人だったら「肘ありルール」でもイイと思いますよ!

是非実現を期待したいですね!!

 

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