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短期間ダイエットはダメ!リバウンドしにくい長期間ダイエット法

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●短期間ダイエットはリバウンドしやすい●

巷では見た目が普通の体型で、痩せる必要がないような方でも「もっと痩せたい」という言葉を発する方がたくさんいます。
男性よりも女性のほうが多いようですが、みなさん一気に短期間で痩せようとするのはヤメませんか?

「たった1週間で3kg痩せた!」

「わずか1ヶ月で-5kg達成!」

などというような言葉に惑わされてはイケないと思います。

短期間で痩せたとしてもその後はどのようなケアをお考えですか?

個人差はありますが、短期間で痩せてしまうとリバウンドしやすいです。理由は短期間で体重を大きく落としてしまうと自分の意志と関係なく脳が『飢餓状態である』と錯覚し脂肪を溜め込もうとしてしまうからです。

 

リバウンドの原因は2つあります。

リバウンドの原因と対策(1):ホメオスタシスと停滞期
思い切った『食事制限ダイエット』だと短期間で体重が落ちますが、ある時期から摂取カロリーを減らしても、激しい運動しても体重が落ちにくくなります。これは俗に言う「停滞期」で、おおよそ1ヶ月ぐらい続く場合もあります。
「停滞期」になる理由は「ホメオスタシス」というカラダの機能にあります。
「ホメオスタシス」とは、カラダに入るエネルギーが少ない場合に、エネルギー消費を減少させてカラダを維持する機能のことです。つまりカラダのエネルギー消費を少なくさせるため、体重も落ちなくなります。
対策としては「ホメオスタシス」をフルに機能させないために、『1ヶ月の減量は体重の5%以内にする』です。
体重が100kgの人ならマイナス5kgまで、体重が50kgの人ならマイナス2.5kgまでとなります。
ただし、体重の5%減量でも「ホメオスタシス」は多かれ少なかれ機能します。「ホメオスタシス」をまったく機能させないことは難しいので、できれば『1ヶ月の減量は体重の2〜3%にする』ほうが無難です。

 

リバウンドの原因と対策(2):レプチンと満腹感
『食事制限ダイエット』はダイエット開始以前より食事量を減らす傾向があるので、どうしても満腹感が得られません。満腹が得られない原因は「レプチン」という物質の分泌量が減少し、脳の満腹中枢を刺激することが減ってしまうからです。要するに『お腹が空いている状態が長く続く』ということです。さらに食事制限をヤメて摂取カロリーを元に戻した場合、レプチンが適正量に戻るまで1ヶ月前後の時間を要しますので、その間は食べ過ぎてしまう傾向となります。
対策としては『食事制限ダイエット』→『停滞期の1ヶ月ぐらい』まで続けられれば、「レプチン」が正常な状態になります。

「ホメオスタシス」と「レプチン」のいずれも『短期間ダイエット』の強敵であり難敵です。

こればかりは自分の意志でなんとかできることでありませんからね!

しかし『1ヶ月の減量は体重の2〜3%にする』という『長期間ダイエット(半年間〜1年間)』なら「ホメオスタシス」と「レプチン」をほとんど気にすることもなく、減量することができます。

このように人間には努力だけではどうにもならないことがあります。

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