↑交換後の画像です!
先日ボロボロのグリップを公開しちゃいましたが、プログリップは2年ぐらいしか持たなかったですね。外側の黒いゴムだけが劣化しているだけなんですが、べろ〜んっと剥がれてくるのは時間の問題ですよね。
↓交換前のボロボロになったグリップです。
う〜ん、結構調子良さげだったのですが、実質毎年交換するのもいかがなモノかというコトで、2度とこのグリップは使用しないと思います。
※実はKSRも同じグリップ(2年使用中)だけど、まだひび割れてないです・・・ハズレだったのか?
先日自宅倉庫から発見された『SUPER BIKE』というグリップに交換しようと思います。
一体、いつのだろうか・・・?
10年以上前であることは確かなのですが、劣化しているような感じがまったくないです。
Amazonで検索していみると、今は売っていないみたいですね(中華製の似たようなヤツは売ってます)。
まずグリップ交換なのですが、私は「グリップボンド」などの接着剤を使ったことがありません!
オフロードバイク、特にモトクロスなどの競技用のバイクの場合は、必要以上の握力でグリップを握ることがあるため、ワイヤリングはします。オフロードバイク用の社外グリップだと、だいたい3箇所ぐらいワイヤリングの溝がありますので、ガッチリ取付けれます!
しかしオンロードバイクではワイヤリングをしたことが一度もないです。
必要性を感じたこともないですね・・・。
私同様に「グリップボンド」を使わない方もいるかと思いますが、口コミなどを拝見するとどうやら多くの方が「グリップボンド」を使うみたいです。
なんで?
「グリップボンド」を使わなくてもグリップがぐるぐる回っちゃったりしたことないのですけど・・・。
まぁ人それぞれというコトで(このアタリは自己責任ッス:笑)!
というワケでグリップ交換とバーエンドの取付け取り外しの行程を見て行きましょう!
1. バーエンド(インナーウエイトを含む)を取り外します
ウチのバイクでは社外品のバーエンドに交換していますので、まずコイツを外します。ハンドルの振動を軽減してくれるらしいのですが、効果があるような無いような・・・。
Amazonのカスタマーレビューでは「一度取付けたらゴムが変形するので取り外せない(怒)」などの意見がありますが、そんなことはないです。
アホみたいな力で思いっきり締め付けると、ゴムが変形して外しにくくなるのは当たり前です。
だから必要最小限の力で締め付けるのです〜!
この商品の良いところはビッグウエイト側の根元部分にOリングがついています。
先端のゴムと根元のOリングでハンドルに食いつくようになっているので、締め付けすぎなければ大丈夫です!
どうしても外れないときは潤滑油(CRCなど)ではなく、パーツクリーナーをぶち込めば抜けますよ〜!!
取り外し・抜くときの注意点は「ネジを緩めすぎない」ことです。
緩めすぎちゃうとハンドルの中でゴムを抑えるナットが外れる可能性があります。そうなると相当厄介なので、↑画像のようにバーウエイトが1〜2ミリ程度の隙間ができるぐらいまで緩めればOKです。
2. 古いグリップを外します
古いグリップを再利用することはないので、カッターナイフで切ります。グリップボンドを使用していないので、すんなり取り外せます!
クラッチ側はハンドルにキズがついても気にしませんが、スロットル側はホルダーがプラスチックなので、ちょっとずつ丁寧に切断するようにしてます。
3. 新しいグリップを取付けます
パーツクリーナーをグリップの内側に吹き付けて、すぐにハンドルに差し込みます。最初のうちはグルグル回せますので、マークが上にくるようにしてみました。
クラッチ側はハンドルに直接差し込むので、あまり気合いを入れなくてもすんなり取付け可能です。
しかしスロットル側はちょっと注意が必要です。
スロットル側に差し込む場合は右回りにしか回せません!左に回そうとすると「アクセルを開ける」ということになりますので、できなくはないですがやりにくいです。
※スロットルを全開位置にすれば左にも回せます。
アクセル側は「1周半させて取付ける」ぐらいでマーク位置をセットして、「回しながら押し込む」と上手いこといきます!
取付け後はしばらくの間は修正できますので、1cmぐらいなら簡単にずらすことができます。
グリップの位置など気に入らない場合は細めのマイナスドライバーをゴムを痛めないようにグリップに突っ込み、パーツクリーナーを吹き込むと外すことができます。グリップを再利用したい場合もこの方法で外せます!
4. バーウエイトを取付けます
最初に取付けてから3年ほど経過していますので、若干先端のゴムが変形していて差し込みにくい場合はパーツクリーナーを吹き付けてから差し込みます。
前述してありますが、目一杯の力で締め付ける必要はありません。ゴムが縮みだしてから半回転〜1回転ぐらいでOKです。
ウエイトを触るとグラつくぐらいで、全然問題ありません!
※「ゴムを縮めて固定するタイプ」と「金具をハンドル内側に食い込ませて固定するタイプ」があります。後者のほうはある程度のトルクで締めこんでもOKで、ウエイトがグラつくことはないです。
年式不明の『SUPER BIKE』に交換したわけですが、握りがチョットだけ太くなったかなぁ〜という感じです。
パーツクリーナが完全に乾ききっていないので、試乗はしませんでした。
振動とかわかりませんが、まぁ大丈夫でしょう(適当)!
今度は長持ちしてくれるとありがたいです!!
【番外編:六角レンチ】
通常のL字型の六角レンチもありますけど、あまり締め付けトルクを必要としない箇所(カウルとか)では、このようなレンチを使用しています。
ドライバー状になっていて、先端だけ交換するタイプになります(電動ドリルドライバーなどにも使用できます)。
プラスドライバーなど長いモノを用意して、ロングツーリングなどに持って行きます!
ツーリング時に持って行くのは使うモノだけにしています。