さまざまな業種で利用されている「マニュアル」は、時代とともに進化させて改訂していくのが常識とされています。改訂することにより業績を大幅に向上させている企業として「無印良品」や「しまむら」が有名です。
近年マニュアルの重要性を改めて認識させられたのが「アルバイトの不正行為」です。携帯電話のカメラ機能やSNSなどの規制について、急遽マニュアルに追加する必要性が生じたのは記憶に新しいところです。
日常的に改訂していかなくてはならないマニュアルですが、現実的には「印刷製本されている」もしくは「印刷してバインダーで綴じられている」など印刷物として利用されていることが多く、いざ改訂しようと思っても時間とコスト(印刷代など)などの壁に阻まれ、「スピーディーなマニュアルの改訂」に対応するのは難しいようです。
そこで「レスポンシブルデザインの電子マニュアル」のご提案です。
既存のWordやInDesingなどで制作されているデータを元に、レスポンシブルデザインのHTML5で制作し、タブレット・スマートフォン・パソコンなど、さまざまな端末で閲覧することをお勧めいたします。「マニュアルの電子化」は多くのメリットをもたらします(※弊社では画面サイズが10インチのタブレット端末を推奨しています)。
●マニュアルを電子化するメリット
1. スピーディーな改訂が可能
HTML5とCSSの電子データなので、ファイルを修正するだけで改訂できます。お客さまがファイル修正されても構いませんし、弊社でも格安でデータ修正・再インストールなど承ります。
2. コストを大幅に削減
電子マニュアルなので印刷が不要となり、コストを大幅に削減できます。(※新規制作は除きます ※変更内容により時間がかかる場合があります)。
3. 使いやすく保管スペースをとらない
目次機能などリンクを使いやすく工夫されていますので、誰にでも使いやすく便利です。マニュアルの内容にもよりますが、1つのタブレット端末で数千ページ以上という膨大なデータを収納することができますので、保管スペースはほとんど不要です。
4. 劣化しない
紙に印刷されたマニュアルは長期間使用すると汚れ・破れ・折れ曲がりなど劣化してしまいますが、電子化されたマニュアルはその心配がありません。万が一端末が故障してもバックアップデータがあるので端末変更も容易です。
5. 動画再生が可能
教育用ビデオなどの動画を電子マニュアルに格納して閲覧することができますので、DVD機器やモニターなどは不要です。
6. 外部に情報漏洩しにくい
外部持ち出し禁止の社内マニュアルをWEB(クラウドを含む)で管理するのはお勧めできません。タブレット端末などに直接インストールしてご利用されるか、セキュリティー対策されているイントラネット(企業内ネットワーク)でのご利用をお勧めします。
7. PDFとの違い
・文字の大きさを変更できますので、文字が小さくて読みにくいということがなくなります(※電子マニュアルの仕様によります)。
・PDFはWordなどで作成したページのまま表示されますが、「電子マニュアル」はホームページと同じ仕組みなので、下方向に伸ばすことができます。
・使いやすいリンクを自由につけることができますので、目的のページに早く到達します。
・ページ数が多いとPDFは動作が遅くなりますが、「電子マニュアル」は素早く動きます。
●電子マニュアルの仕様と制作料金例
電子マニュアルには2種類の仕様をご用意してあります。
1. フィックス型電子マニュアル
ご利用されている「社内マニュアル」のデザインを忠実に再現した電子マニュアルです。短期間・低料金で制作可能です。
【例】マニュアル1冊(150ページ以下)+動画10程度の場合、制作期間はおおよそ1ヶ月、制作料金は50万円(税別)ぐらいになります(※期間・料金はマニュアルの内容やページ数によって変動いたします)。
2. リフロー型電子マニュアル
現在ご利用されている印刷製本のマニュアル(要Word原稿)を元にデザインを最適化してHTML5とCSSで制作します。
【例】マニュアル1冊(150ページ以下)+動画10程度の場合、制作期間はおおよそ2ヶ月、制作料金は100万円(税別)ぐらいになります(※期間・料金はマニュアルの内容やページ数によって変動いたします)。
※どちらの仕様に関しても念入りな打ち合わせが必要となりますので、ご協力ほどよろしくお願い致します。
※小ページ数(10〜30ページ程度)のマニュアルの場合はePUB形式のうほうが良い場合があります。
※新規マニュアル制作も承っております。
※上記の金額にタブレット端末代金・インストール料金などは含まれておりません。