カワサキKSR80(KSR2,KSRⅡ)のレストア・改造ブログ。ときどきヤマハFZ6 Fazer S2も登場します。

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爆光再び!ヘッドライトをハロゲンからHIDに変更しました

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先日のツーリングでは夕方18時ぐらいまでには帰宅する予定だったのですが、全部下道に変更したので20時近くに帰宅となりました。

 

今の季節だと18時を過ぎたアタリから徐々に暗くなってくるのですが、なんとFZ6 Fazer S2のハロゲンバルブの暗いこと・・・。

実は昨年車検があったため、HIDバルブだけ外してノーマルハロゲンに戻したんですよ。

で、アホでメンドくさがり屋なもので・・・ハロゲンのまま放置しちゃってたんですよね。。。

 

ハッキリ言って暗いと言うよりも「まったく道路を照らしてない」という感じです(ハロゲンバルブで乗られている方・・・申し訳ないです)。

 

そう言えば中古で購入してから1度も夜間走行することなくHIDに交換しちゃったので、ノーマル状態のヘッドライトでの夜間走行は初体験だったりします。

 

いや〜、これ(ノーマルハロゲン)じゃダメです(涙)。

というワケで、再びHIDを装着することにしました!

 

ご存知の方も多いと思うのですが、『ハロゲン→HID』って作業自体は結構簡単です。

 

基本的にはバラストやリレーなどを設置するスペースさえあれば、あとはノーマルのハロゲンバルブについていたカプラーから電気をいただくだけです!

 

ウチのFZ6 Fazer S2の場合はすでにバラストやリレーなどはそのまま設置された状態なので、バルブを交換して光軸を合わせるだけです。ロー専用なので、電源のプラスとマイナスさえ間違わなければ点灯します。

 

もちろん万が一を考えて、バイクにはノーマルバルブを予備として積載するようにしてます。

 

今考えると

 

KSR管理人
「なぜ車検が終わった後にHIDにしなかったんだろ?」

 

というぐらい簡単に交換できるようになってます(アホっすね)。。。

 

ちなみにFZ6 Fazer S2では上方に若干グレアが出て、カットラインがキレイに出るなどというコトはありません。微妙な光軸調整で「ちょっと下向き気味」にしておけば、周りの車などにそれほど迷惑じゃないと思っているのですが・・・。

 

とりあえず、アホな自分のために交換手順を残しておきます(忘備録ッス)!

 

1. メーターパネルを外す

カウル左右にあるヘキサゴンボルトを外す。内側にプラスのネジが1本ずつ隠れているので、そいつも外しましょう。

 

メーター脇に2箇所、スクリーンサイドにも2箇所あるヘキサゴンボルトを外すとメーターパネルを取り外せるので上から抜き取ります。

 

2. HIDバルブの用意

HIDバルブにはH7用のゲタが必要です。一応防水目的のコーキング処理をしていますが、コーキング無しでも問題はないでしょう(我ながら雑なコーキングだな〜:笑)。

 

3. バルブの交換

プラスのネジを緩めて抑えの針金(正式名称わからん)を外してバルブを入れ替えます。入れ方が1つしかないので上下の向きは気にしなくて大丈夫です!

そのあと防水ゴムカバーを取付けます。

 

4. バラスト・リレーに接続

HIDバルブの配線をバラスト・リレーに接続し、ハロゲンバルブにつけてあったカプラーに電源コードを差し込みます。プラスとマイナスはコードにて確認(黒1色のコードがマイナス)。

 

5. それぞれを固定する

電源部分は一応ホコリ除けとして適当なビニールなどを被せておいて、配線などを固定します。

 

6. エンジンをかけて光軸調整する

夕方〜など少し暗くならないと調整できないです。巷では「10m壁から離して〜」というのがありますが、ウチの場合は駐輪場の都合上難しいので、自宅前の道路で確認してます。

赤丸部分(10ミリ)を回して調整します。たまに空回りすることもあるみたいなので、そのときは押し込んで回してやると大丈夫です!

 

あとはメーターパネルを取付けて作業終了です!

爆光が復活しました(笑)!!

【注意点】バッテリー充電が足りないと点灯しないことがありますので、走行前にヘッドライトを確認しましょう!



 

個人的な勘違い(笑)も含めて『LEDではなく、HIDを選択した理由』というのがあります。

1. LEDバルブだと光軸調整などが厳しい可能性がある

LEDバルブって発光チップが数枚取付けられている構造でバルブと言うよりは「発光装置」になります。ノーマルがハロゲンバルブの場合リフレクターやレンズがハロゲンバルブ用に作られているため、LEDバルブの種類によっては自分のバイクに合わないケースが多々あります。

最近のオートバイでは『LEDヘッドライトが標準装備』というケースが多くなってきました。そのヘッドライトを見ていただければわかるかと思うのですが、ハロゲンバルブ用のリフレクターやレンズとまったく違います。

※逆にハロゲンバルブを取付けることも不可能ではないと思いますが、どのような光源になるか不明です。

車種によっては「光軸調整範囲内に収まらない」「グレアが酷い(HIDでもありますけど)」というようなことがあります(実際にKSRで別メーカーの2本のLEDを試したのですが、光軸が合わずに断念しました)。

LEDバルブってさまざまなメーカーがいろんなタイプを販売していて、個性的なモノが多いです。

 

しかし、どれが自分のバイクに合うのかわかりません!

 

口コミなどの情報があれば参考にできるのですが、FZ6 Fazer S2というマイナーバイクの情報を得ることは難しいです。

その点HIDだと各メーカーほとんど同じような形状で作られています。

なんせLEDバルブの登場は最近の話ですが、HIDでは「ハロゲンバルブ車のヘッドライトをリフレクターやレンズはそのままで、バルブ交換とリレーやバラストを取付けるだけの改造」という長い歴史があります。

まだHIDがメッチャ高価だった20年以上前に友人がハイエースをHID化してました。街灯がない山道などでも明るく安全に走行できるので羨ましかったです!

運良く入手したLEDバルブが合えば問題ないのですが、合わなかった場合は『ただのゴミ』になってしまいます。メルカリやヤフオクなどで格安にて売却する方法もありますが、そんなことを何度も繰り返せるほど暇じゃないので(笑)、比較的ハロゲンバルブに形状が近いランプ状のHIDのほうが合わせやすいと考えています。

2. LEDは放熱が鍵になります

ほとんどのLEDバルブには放熱用のファンが取付けられています(ファンがないものもあります)。まずその分だけバルブの後ろが大きくなるので、バイク側にそれなりのスペースがないと取付けが困難です。

幸いFZ6 Fazer S2にはそのスペースはあるのですが、その広い空間があるために走行しているとホコリなどが貯まります。ということはLEDバルブのファンにもそのホコリなどが吸い込まれてしまうので、LEDバルブ(チップ)自体は大丈夫でもファンが故障してしまう可能性があると考えました。

ファンが壊れてしまうとLEDが焼き切れるのは時間の問題です。

その点HIDはシンプルなのでバラストがちゃんとしたモノであれば、ハロゲンバルブ同様な扱い方で十分です。

『1』にも書きましたが、標準ヘッドライトがLEDのオートバイなどでは、メーカーが放熱などの耐久性も計算して作られているはずですから、そう簡単には壊れません。

※最近では『防水・防塵LEDバルブ』などがありますが、どの程度の耐久性があるのかは未使用のため不明です。

これらは『LEDバルブへの交換』を否定するものではありません。あくまでも個人の考えなので、『HIDなら絶対安心』というコトでもありません。

※ヘッドライトの改造は自己責任ですよね!

ちなみにポジション球はLEDだったりします!

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