パソコン関連のUSBケーブルを探しているときに「これなんだっけ?」という箱が出てきたので開けてみると『4連バキュームゲージ』でした。
そう言えばVMAXに乗っているときに使ったものでした。
個人売買で購入したVMAXなんですが、しばらく走行しているとエンジンにバラツキが出てきて一発死にかけました。。。まぁ一発死んだぐらい走らなくなることはないのですが、アイドリングなども安定しませんので修理しなくてはなりません。
最初はプラグに電気が行っていないのかと思い全部外してみて見ると・・・1本だけ真っ黒でした。。。
とりあえず1本だけプラグを交換してエンジンをかけると4発ともに普通に動いたので、プラグコードなどが原因・・・かな?
ただバックファイヤー(アフターファイヤー)などもあり、この1本だけプラグ交換で走ることは走るけど、また再発する可能性が高そうです。
「プラグ周りの電装関連の不具合」
「キャブレターの不具合」
↑この二択なんじゃないかと!
現状では普通にエンジンがかかっていたので、たぶん1気筒だけ燃料が極端に濃くなっていたのでしょう。一発死んだ原因はほぼ間違いなくキャブレターかな〜と思いました。
ネットなどで調べた結果、VMAXはキャブレターの同調が狂うことがよくあるとのことで、キャブレターもまめに清掃したほうが良いとのことでした。
という決意をしました。
2ストの単気筒エンジンなら腰上OHをやったことがありますし、(単気筒の)キャブレターはしょっちゅうバラしていたので、VMAXのキャブレターも何とかなるでしょ(楽観的:笑)!
そこで必要なのが『4連バキュームゲージ』ということなんですが、確か当時だと2〜3万円ぐらいはする高額機器だったと思います。
当時VMAXメーリングリストに登録しておりまして、そのとき仲間内で「海外からまとめて個人輸入しよう」という話が持ち上がり、便乗させていただきました。確か8,000円〜9,000円ぐらいで入手したと思います!
この『4連バキュームゲージ』の画像を見て、「あっオレのと同じだ!」と思った方・・・お久しぶりでございます(笑)。
かなりタイミングよく入手できたので、ラッキーでした。
バラしたキャブレターの中は思っていたよりキレイな状態で、特にパーツを交換する必要もなく、パーツクリーナーなどで軽く洗浄して取付けました(外側は汚れてましたけど)。スロットルバルブの開きなどもなく、正常に動いてました。
せっかくなのでプラグは4本ともに新品に交換。
同調を取る前にエンジンをかけると・・・なんとなく絶好調のご様子!
キャブレターをざっくり洗っただけで、直ったような感じだったので「何かスロットルバルブあたりにゴミとか詰まってたかな?」と思いながら『4連バキュームゲージ』をセットしました。
VMAXはエンジンの上は燃料タンクではなくカバーなので、比較的作業しやすいオートバイです(ガソリンはシートしたにタンクがあります)!
初めての作業でしたが個人の方のホームページで解説してくれてましたので、何の不具合もなく同調完了!結構バラバラでしてたね。
同調のとれたVMAXの乗り心地は想像以上に素晴らしく、特に低速でのトルク感が増したように思えました。走行中にアクセルを戻してから開けるときの『ツキ』がどんな速度域でも良くなったのを覚えています!
こんなに良くなるなら春と秋の終わりぐらいを目安に年2回ぐらい調整しようと考えていたのですが・・・。
いろいろあってVMAXを手放してしまいました。
結局使用したのはこの1回だけというお話しです(元が取れてないじゃん:涙)。
バンディット1200にもうちょっと長く乗っていれば、もっとたくさん乗っていれば同調を取ったと思いますが、あまり距離乗ってませんでしたからね・・・。
FZ6 Fazer S2はインジェクションなので、『4連バキュームゲージ』は不要です。まだ使えそうなのですが、キャブ車に乗ることはもうないよなぁ〜。
『4連バキュームゲージ』は今では1万円ぐらいから入手できる代物なので、キャブレター車に乗る方は年に1〜2回ぐらい調整されると気持ちよくバイクが走ってくれます(2気筒以上のオートバイはやったほうがイイで〜す)!