そうだ・・・コレもやっていたんだっけ。。。
なんだかレストア記録とか言ってますが、我ながら適当すぎです。。。
返却された当時のKSR80なのですが、フロントブレーキがスカスカしてました。年代的に考えてもマスターシリンダーなどをOHしておいたほうが良いですよね。
ついでにブレーキホースもメッシュに交換です。
※ブレーキホースはフロントフォークをツライチにしてしまったため、ノーマルの長さでは若干短いです。あとプラス5cmあれば・・・と後悔してます。特にメーカー品とかではなく、確かヤフオクで格安のを購入したと思います(今のところ問題なく使用できてます)。
デイトナからリペアキットが出てます(KSRは11mmでOK)。
ダストブーツを引き抜いてスナップリングを外せば、分解できます。
スナップリングプライヤーさえあれば、誰でも交換できると思います。
マスターシリンダーが汚かったので、分解後にとにかく洗浄しました。小さい穴などはエアスプレーしました(エアツール持ってないです:涙)。
洗浄後は乾燥させなくてはなりません。
ブレーキフールドは水分が大敵なので、できるかぎり乾燥させるためヘアードライヤーを使って熱くなりすぎないように水分を飛ばします。
完全に水分を飛ばすために2日ほど放置したあと、リペアキットを組み込みました。
※マスターのOHは部屋でやりました。細かい部品とか失くさないように注意すれば、それほど難しいメンテではないです!
※組み込む際はフールドを塗ってから組みます。
フロントのキャリパー(ヤフオクで入手したKSR110用)は、ほぼ新品同様だったのでそのまま使います。
※ダイヤフラムは未交換です。多少変形しててもヒビ割れや穴が開いてなければ、だいたい再使用しても問題ないです。
フールドを入れてエア抜きしますが、モトクロスのときに学んだ『チョットした裏技Part1』があります!
マスターからフールド液を入れてブレーキレバーを何度か握ります。キャリパーのプラグに透明なホースを付けてフールドと一緒にエアを確認しながら抜いていきます。ざっくりですが、こんな感じでやりますよね。
※私は透明ホースに注射器をつけて使います。
フールドがブレーキホースとキャリパーに行き渡ったら最終のエア抜きをするのですが、コレが『チョットした裏技』です。
マスターのフールド量に気をつけながら、キャリパーのピストンを押し込みます。このときはフォークから外した状態です。もちろんキャリパーのエア抜き用のプラグは締めておきます。
※ピストンを押し込むとマスターのフールド量が増えますので、必要以上にウエスなどを大量にハンドル周りやオートバイにかけておいてください。
※私はタイヤレバーをテコの原理で使用してブレーキパッドをつけたまキャリパーのピストンを押し込みます。人によっては力任せに手で押し込むことも可能です。
ピストンを押し込むとマスターから「イイ感じの泡」が出てきます。ブレーキレバーをカチャカチャ軽く数回操作してキャリパーのピストンを出していきます(たまにギュ〜と長めに握ったりもします)。このときもマスターから多少エアが出ると思います。
この作業をマスターから泡が出なくなるまで繰り返します。そのときキャリパーやブレーキホースを軽く叩いたり揺すったりするのも効果がありますよ〜(キャリパーを叩くときはプラハンで軽くコンコン)!
この『マスター側からエアを抜く』というのは、「フールド内のエアは上にいく」という性質があり、水の中と同じ現象です。エアが上に行こうとするのだから下のキャリパー側から抜くよりも理にかなったやり方です。
そしてもう1つ、私はやったことがないのですが、
『フールドの逆入れ』
という裏ワザPart2があります。
古くて汚れたフールド液の定期交換には向いてませんが、ブレーキホースを交換するときとか、フロントブレーキ周りのOHのときとかにやるんじゃないかと思います。
マスター側のタンクにフールド液を入れるのではなく、注射器でキャリパーのプラグからゆっくり入れていくらしいのですが、ほとんどエア抜きの必要がないそうです。
某レーシングチームがやっているという噂だけ聞いたことがあります(見たことはないです)。
ウチのKSR80のとき、やってみればよかったなぁ・・・ちょっと後悔です。
なんか偉そうに説明してますが、ご存知でしたらスミマセン・・・。
《追記》
へぇ〜、こんなパーツがあるんですね。
ウチのKSRもけっこう曇ってきますので次の機会に交換しようかな?
Amazonで探すといろいろな部品が売られているんですね!